まぁ、ゆっても、そんなにめちゃくちゃファンと言うわけではなく、ワールドカップだとか、オリンピックのたびにファンになるいわゆるにわかファンというやつですが、それでもやはり中田英寿現役引退はショッキングなニュースでした。
しかし、誰もがいずれは引退するわけで、その事に関してはどうしようもなく、サッカー解説者の方は『彼らしい』と言っていたので、きっと彼らしいやめ方なのでしょう。
私が気になっていることは、ブラジル戦で倒れて動けなかった時の事です。
残念ながら夜中ということで、ビデオに撮ってリアルタイムでは見ていません。見ていませんが、それでも不思議なのは、それまで一緒に戦った仲間はなぜ彼の元に行かなかったのか?
中田英寿が先に行ってくれというように手で払う仕草をしているシーンもあるので、もしかしたら近づけさせないなにかがあったのかもしれないけども、日本代表の彼らは、悔しがっているようにみえなくて、ピッチに横になる中田英寿はとても悔しがっているような感じがした。
そして、昨日の現役引退発表。
あまりにも突然で潔い決断。新しい可能性に踏み出していくというすがすがしさに満ちたさわやかな引退の発表であったと思います。
さて、その日そのスポーツニュースを見る前に違うチャンネルでドキュメンタリーを見ていました。
それは、IT会社社長がひたすら仕事をして、ひたすら遊びまくるというドキュメンタリーです。六本木ヒルズに住む、いわゆるヒルズ族といわれる彼は、大学時代から不動産売買で功績をあげ、ITベンチャー社長として独立企業を経営しています。
一つだけ普通の社長と違うのは、末期癌で余命が3ヶ月と宣告されてから5ヶ月生きているということでした。
担当医には、抗ガン剤治療の成果はなく、緩和ケアを進められるという死の宣告の場面もきちんと堂々と話を聞いていました。
緩和ケアというのは、読んで字のごとく、痛みを緩和するケアのことです。痛みを緩和して、緩やかに静かな死へ向かうそういう処置を宣告されていました。
彼は、そういう物を受け入れてなお、自分に正直に生きてゆくことを心に決めている、瞬間瞬間を一生懸命生きている。そういう感じがしました。腸のバイパス手術に2週間かかる、でも、彼にはその2週間は長すぎるのです。
かつて、私は死ぬほどではないにしろ、死者も出るという髄膜炎という病気にかかりました。
そのときに思ったのが、人間ってあっさり死んでしまう。ということです。
この日見た二人の日本人は、瞬間を一生懸命生きていて、常に将来を向いている。そんな気がしました。
あなたはどうですか?瞬間を一生懸命生きて、常に将来を向いていることができていますか?
誰かに感動を与えたり、誰かに感動させてもらったり、心を揺り動かされたり、心を揺り動かしたり、誰かを傷つけてしまったり、誰かに傷つけられたり、誰かを好きになったり、誰かに愛されたり、大切な物を壊してしまったり、また新たな発見があったり、古い思い出を大切にして、新しい未来を楽しみに。
私は、きっとそれが普通の人間の営みであるのではないかと思いました。そして、この日見た彼ら二人は、普通の人間の営みを全うしたいだけにすぎないと。
あなたは普通に生きていますか?
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